地域活動 政治活動

後援会活動を進める中で、多くの方から「なぜ、政治を目指そうと思ったのか?」と聞かれることが多く、何回かに分けてここに書くことにします。今回は、私が掲げている4つの目標の3番目、「地域」についてです。

さかのぼる事4年前、私の住む地域の自治会長が辞められる事になり、後任を探していた自治協(自治会連絡協議会)の会長さんから自治会長をやってくれないかとの依頼がありました。私自身、普通の会社員なので一旦お断りしましたが、そこから数か月間、次の自治会長が決まらず、市からの配布物や自治会費の回収を自治協の会長が代行し続けている状況を見かねて、「できる範囲で」という条件で自治会長を引き受けました。

実際にやってみると、毎月の理事会や、町の催し物の企画や実行、ごみ問題や防災、河川道路の一斉清掃や、新規入居者の登録申請等、多くの仕事が舞い込んできました。色々な方にご相談したり、Webで調べたりしながら、何とか運用できるようになりました。(その苦労は書くと長いので割愛します。)現在、自治会長3年目となり、少しずつ自治会の役割が分かり始めてきました。

今後、更に高齢化が進み、高齢者夫婦だけの世帯や、一人暮らしの高齢者が増えていきます。私の両親も夫婦二人で暮らしています。高齢になってくると、普段の生活の上で困りごとが発生することが多くあると思います。小さなところでは、電球の交換や、携帯の使い方のフォロー。大きいところでは自然災害等の発生時の避難補助や、訪問販売や特殊電話詐欺といった消費トラブルの対応等です。そのような困りごとへの対応として、ご家族が近くに住んでいれば駆け付けてその場で解決するのですが、独り身だったり家族が離れて暮らしている場合、即対応できなくなります。そういう高齢者を地域全体で見守るために連携することは自治会の役目の一つだと思います。

もちろん高齢者だけでなく、子供たちの通学時の見守りや通学路の清掃、街灯の整備等も含め、地域全体の連携を推進していく事が自治会の存在意義だといえるでしょう。
そう考えると、自治会の業務は多岐にわたり、一人二人の力では運営していく事は困難です。しかし、自治会長や役員の高齢化が進み、後継者不足が問題になっています。また、すべてを無償ボランティアで運用している自治会も多く、今後必要な事業に対しては金銭的なフォローも必要です。
この解決には、
・自治会業務の再整理。(本来、市が担当するべき業務は市に実施してもらう。)
・有償ボランティアという考え方の導入。
・若い人が「面倒」と感じない自治会活動のやり方の検討と自治会加入メリットの周知。
等が必要であると考えています。
このまま、以前のやり方のままでは、若い人の自治会離れはますます加速し、自治会の活動が出来なくなるのも時間の問題ではないかという危機感を感じています。

地域コミュニティの活性化と、今後の継続的な発展のために自治会長としての経験を活かし、「誰一人取り残されない」地域活動の形を作っていきたいという想いが、久留米市政へ興味を持った理由の一つです。


井上 東洋