私がPTA会長を務めさせていただいている久留米市立櫛原中学校では、「大人としゃべり場」という、面白いイベントがあります。中学二年生の生徒を対象に、年齢がバラバラの地域の大人たちと、いろいろなお話をしようという企画で、フォークダンスのように次々と話す相手を変えながら、ファシリテーターが出すお題について、生徒から大人へ、大人から生徒へと話をしていきます。
コロナの影響で3年ぶりの開催ということで、子供達も参加している大人達も少し緊張気味でしたが、ファシリテーターの川津さんが上手にみんなをリラックスさせてくれて、和やかな雰囲気の中進行していきました。
今回初参加でしたが、今後も継続して参加していきたいと思える、素晴らしいイベントでした。子供たちと触れ合い、子供たちの声を聴き、おっちゃんの話を聴いてもらう。子供たちのコミュニケーション能力の向上と、大人への理解が深まり、思春期の彼らの成長の上でも大変有意義だったと感じました。
参加して感じたことは3つ。
1つ目は、「子供たちもしゃべりたいんだな」ということ。
知らないおっちゃんが、話聞くよ!って言っても、イマドキの子供は嫌がるんじゃないかな・・・・とか思っていましたが、全くそんなことない!おっちゃん相手に、様々な表情を見せて、キラキラした瞳で話しかけて来てくれました。友達とも家族とも違う、初めて会った大人に、いろんな話をしてくれた生徒たちに驚かされました。
2つ目は、「礼儀正しく、元気だな」ということ。
先に書いたように、しゃべり場は「トークフォークダンス」であり、次々と相手を変えながらおしゃべりをしていきます。3つ4つのお題が終わると、「では次の方に交代してください」との合図で生徒たちが移動します。その時、誰から指示されたわけでもなく、子供たちが「ありがとうございました」と言って席を離れ、次の席に着くときに「よろしくお願いします」と自然とあいさつをするようになっていきました。終盤では全員が大きな声であいさつをし、それに大人達も応える、全員参加の一体感のようなものが生まれ、元気なあいさつの大切さを改めて感じました。
3つ目は「このイベントをもっと多くの大人に知ってもらい、体験してもらいたい」ということ。
子供たちから学ぶことがたくさんあります。そして、子供たちの真っすぐな瞳に、「恥ずかしくない大人でありたい」とあらためて感じるに違いありません。
今後も、このイベントが櫛原中学校の名物であり続けるとともに、他の学校でも多く取り入れられることを期待したいと思います。学校の規模次第では難しいところもあるかと思いますが・・・・。
