今日は、地域の「自治連絡協議会」の理事会に参加してきました。
自治会長として活動し始めてやっと3年目になります。自治会の活動をしていて感じるのは、このままでは「自治会」という組織自体の存続が難しくなってくるのではないかという危機感です。
そもそも、自治会とは任意団体でありその参加に強制力はありません。
よく聞く「自治会に入っていないとゴミ出しが出来ない」という事もありません。ごみの収集は市町村の公共サービスなので、そのサービス自体は自治会とは関係ないのです。
では、なぜそういう話が出るのか?というと、ごみ集積所の維持管理を自治会が担っているからです。ごみ集積所にゴミ出し用のカゴが設置されていたり、黄色いネットが設置してあったり、分別されていないゴミが放置されていた時にそれがいつまでも放置されずに、いつの間にか片付いていたり。こういう作業を行っているのが自治会なのです。その他にも、道路に設置されている街灯についても、自治会で設置して電気代を払っていますし、年に数回地域の道路や河川の清掃を行ったりしています。皆さんボランティアで、一生懸命地域のために活動されているので、「活動に参加していないのに、恩恵だけ受けるのはけしからん!」という気持ちから、そういう言葉が生まれたのではないかと思います。
さて、今後さらに少子高齢化が進む中、一人暮らしのお年寄りの安全を守る上でも、自治会の地域活動が重要な役割を持つようになってきます。わが町久留米市でも、多くの業務を自治会に依存している部分があります。しかしながら、ライフスタイルの多様化の為、自治会の活動への参加を敬遠される方も多く、自治会長の高齢化もあって自治会自体の存続が難しくなってきているところもあります。
これからの自治会は、もっと若い世代が参加しやすく、自治に加入する事によるメリットを理解してもらうようにしていかなければならないと思っています。まずは、自治会長の会合を夕方以降にして、会社員でもやれるようにすべきだと思います。私も会社員なので、必要な会合に出席する際は有給休暇を取って参加しています。正直、遠隔でやれることは遠隔でもいいと思いますし、書面回覧で済むことはそれで終わらせれば良いのです。自治会費についても、もっと明確に、納めたお金がどのような形で地域に使われているのかを示していく必要があると思います。自治会ではいろいろな「募金」を行っています。しかしながら、その募金がどのような流れで何に使われているのかを、自治会の住民の方々に明確に示せていません。「なんとなく昔からそうだから」といった話では今の若い人たちは納得してくれません。住民の為に、何をやるためにこのお金が使われるのか?そしてそれによって、自治会に参加している皆さんにどのようなメリットがあるのかを示していかないと、自治会離れはもっと進んでいくと思います。
また、自治会は「ボランティア」ですが、有償のボランティアがあってもいいのではないかと思います。市は自治会を「無料のサポーター」のように考えているところがあるのではないかと感じる事が多くあります。何にでもお金を出すことは出来ませんが、業務内容次第で多少の報酬を出すことも必要かもしれません。
いずれにしても、今まで以上に地域コミュニティが重要な役割を担っていくべき現代に、自治会という大切なコミュニティが持続できない状況に陥る可能性が非常に高くいと感じます。新型コロナの感染拡大と共に、遠隔や書面議決など、仕事の環境は大きな変革を迎えました。同じように、地域の集まりごとや決め事の手順も変わっていくべきです。「自治会の働き方改革」を早急に進めるべきでだと考えます。
